CoreXY 3Dプリンター改造

Z軸をVスロット化


2023年9月17日

現在Z軸はリニアシャフトを使っています。
CoreXY機構と共通化のためZ軸もVスロット化する事にしました。
長さ400mmのVスロットアルミフレームを2本発注しました。
2本で送料込みで1,663円でした。
到着は1週間後になりそうです。
写真はZ軸キャリッジです。
このパーツにヒートベッドを支えるフレームを固定します。
またこのパーツに送りネジ用ナットも取り付けます。
関連パーツを全部印刷しました。
Z軸の様子を確認するためアルミフレームの端材を使って仮組してみました。
アルミフレームが短いので分かり難いですがご了承ください。

最も上の黒の水平フレームはY軸Vスロットフレームです。

その下の黒の垂直フレームはZ軸Vスロットフレームです。

Z軸Vスロットフレームの上端を固定するに当たり専用に水平のアルミフレームを左右各1本追加する方法が考えられますがコストがかかるので止めました。
直ぐ上にY軸のVスロットアルミフレームがあるのでそれを利用する事にしました。
ただしY軸フレームの上下はYキャリッジのホイールが通過するので干渉を避けるため樹脂パーツを使って側面で固定する事にしました。(上の三角パーツ)


Z軸キャリッジを取付て見ました。
Z軸キャリッジに付いているシルバーの水平フレームはヒートベッドを支えるフレームです。

最も下のシルバーの水平フレームは外枠のフレームです。
Z軸用モーターを取り付けています。

Z軸フレームの下端はZ軸モーターのブラケットが邪魔をしてアルミ製のコーナー金具が使用出来ないです。
上端の固定と同じように樹脂パーツを使って側面で固定しました。(下の三角パーツ)

(Z軸キャリッジの下にある青と白のパーツは写真撮影のための台でZ軸関連パーツではないです。)
背面の様子
側面の様子
Zキャリッジを見直しました。

1.縦方向の長さを80mmから20mm延長して100mmにしました。
  ホイール間距離を長くして揺れを小さくするためです。
  それでも従来より40mm程度は短くしています。

2.送りネジのナットの取付位置を最上部に移動しました。
  なるべくモーターから遠くした方がセンターずれの影響を少なくできるからです。

3.ヒートベッドフレームの取付位置を最下部に移動しました。
  ヒートベッドの移動範囲を最大化するためです。
  従来より縦方向の長さを短くした事と合わせてヒートベッドの移動範囲は40mm程延びて250mmになる見込みです。
印刷しました。

3時間かかりました。
写真のようにヒートベッドフレームはZキャリッジの一番下に取り付けます。

送りネジのナットは一番上に取り付けます。
仮組して見ました。
側面です。
背面です。
 

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