フライス盤点検

2013年1月9日

   
フライス盤を回した時にカラカラという異音が出るのでスピンドルヘッドのギヤボックス内を点検することにしました。
ギヤボックスの内部を見るにはスピンドルヘッドをコラムから取り外す必要があります。
スピンドルヘッドは約20Kgあるので片手で支えながらボルトを緩めることは難しいです。
ホイストで上から吊って外しました。
床まで降ろしました。
    ギヤーボックス内部です。
    歯車の欠けもなく異常は見つかりません。
ギヤの構成が分かりました。
手前の2枚のギヤが変速用のギヤでこの軸はギヤボックスの外でもう1組のギヤーを介してモーターと連結しています。
奥に2枚のギヤが見えます。
スピンドルに取り付けられたギヤです。
変速操作で左側のレバーが動いて変速用ギヤが上下にスライドします
上に移動した時低速になり、下に移動した時高速になります。
写真はニュートラルの状態です。
    奥の歯車にグリスが付いていなかったのでグリスをつけました。
ギヤーボックスのギヤーに異常が見られなかったので元に戻します。
    再びホイストで吊ってコラムに取り付けました。
カラカラ音の原因は分かりませんでした。


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