クイックチェンジツールポスト
2013年1月14日
旋盤の刃物を手早く交換するための器具です。 |
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まず材料切りから始めます。 |
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42×60×200の材料を7個に切り分けました。 | |
本体のアリ溝加工です。 | |
本体ブロックのアリ溝加工が完了しました。 | |
刃物を取付けるブロックのアリ溝加工の前段階の切削です。 |
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アングルカッターによるアリ溝加工 | |
オスとメスが揃いました。 | |
ぴったりです。 | |
スムーズにスライドできました。 続きはまた・・・・。 |
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スライドさせて見ました。(動画) | |
おまけで動画をもうひとつ。(動画) | |
穴あけも終わりました。 上の穴は本体を旋盤の往復台に固定する穴です。 下の2つの穴は刃物ブロック(左のブロック)を押すロッドが入ります。 |
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ロッドを入れて見ました。 ロッドが刃物ブロック(左のブロック)を押すとアリ溝のテーパー面同士がタッチしてその摩擦で固定される構造です。 |
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ネジを締めて見ました。 写真のネジは間に合わせ品です。 最終的にはレバー付きのネジにする予定です。 この構造でうまく固定できているようです。 |
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刃物取付けブロックに刃物を取付ける溝を削り、固定用のネジを付けました。 | |
これで完成です。 いや、忘れていました。 刃物の高さを調整する送りネジ機構が必要です また時間のある時に作ります。 とりあえずは手でスライドして高さは調整できますが。 |
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旋盤に取り付けてみました。 | |
バイトも付けてみました。 | |
刃物ホルダーを固定するねじは今のところ六角穴付きボルトを使っています。 いちいち六角レンチで締めるのは面倒なので将来は上に付いているようなハンドル付きのねじにする予定です。 |
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こういう具合の良いクランプレバーという物が売られています。 レバーが下に当たりそうになったらレバーを引いて回せばいいんです。 ボルトを回さずレバーだけ回って角度が変わります。 レバーを離すとまたロックされて締めることができます。 |