改良型CoreXY 3Dプリンター

組立て説明書

2018年7月9日

本ページはCoreXY 3Dプリンターを自作する方のために用意したページです

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外径寸法と重量

幅483X奥行440高さ510mm
(上部の飛び出し含まず)

重量・・・約11kg

最大印刷サイズ

幅200X奥行200高さ200mm


フレーム組立て

コーナージョイントを固定するネジはM5*12+SW+角ナットです。
Wは入れません。

アルミフレームの長さと本数

横方向・・・443mm 4本
奥行方向・・・400mm 4本
高さ方向・・・460mm 4本

フレームの溝には角ナットを入れながらフレームを組立てる必要があります。
角ナットを入れ忘れると縦フレームを抜く必要があり手間がかかりますので注意してください。
角ナットを入れる箇所と個数は下記の通りです。

下手前(横)のフレーム・・・内側に2個(LCDコントローラを付ける場合は+上に2個)
下後ろ(横)のフレーム・・・内側に2個
下左(横)のフレーム・・・上に2個
下右(横)のフレーム・・・上に2個+外側(右側)に2個

上手前(横)のフレーム・・・内側に4個
上後ろ(横)のフレーム・・・内側に4個
上左(横)のフレーム・・・内側に4個+上に1個
上右(横)のフレーム・・・内側に4個

足を固定するネジはM5*12+SW+角ナットです。
足には穴が3箇所ありますが1箇所は使いません2箇所で固定してください。

Yキャリッジの仮組立て

Xキャリッジ組立てのためYキャリッジを仮組立てしてください。

M4*50+SW+W+Nを使って樹脂パーツを重ねてください。

スライドブッシュを挟む必要はありません。
  Xキャリッジ組立て

接着剤を使ってXキャリッジにリニアブッシュを固定します。
接着剤はエポキシ系接着剤を使用してください。
リニアブッシュはアルコールなどで表面の油分を取り除いてください。
X軸が平行な状態で接着する必要があります。
写真のようにX軸用リニアシャフト(370mm)の両側にYキャリッジを取り付けた状態で接着してください。
リニアブッシュに接着剤を付けてXキャリッジに差し込んでください。
X軸の平行度が悪いとXキャリッジがスムーズに動きませんので注意してください。
Y軸取付け

モーターマウントとアイドラーブラケットの固定ネジはM5*12+SW+W+角Nです。
アイドラとモーターマウントには固定用の穴が4箇所ありますが1箇所はドライバが入りません。
3箇所だけ固定してください。

1..奥のコーナーの両側にアイドラーブラケットを取り付けてください。

2.手前の上の水平フレームを一時外してモーターマウントを取付けてください。

3.スライドブッシュを通したY軸用のリニアシャフト(400mm)を差し込みながら水平フレームを元の位置に取り付けてください。
YキャリッジとXキャリッジの取付け

1.左側のY軸リニアシャフトに差し込んだリニアブッシュをYキャリッジで挟むように仮止めしてください。

2.x軸用リニアシャフト(370mm)を左のYキャリッジに差し込んでください。(仮止め)

3.x軸用リニアシャフトにXキャリッジを通してください。

4.Y軸リニアブッシュとX軸リニアシャフトを挟むように右側のYキャリッジを取り付けてください。

ネジは軽く締めてください。
締め付けが強すぎるとYキャリッジの動きが悪くなりますので注意してください。
左側モーター取付け

モーターの取付けネジはM3*10+SW+Wです。

樹脂パーツの奥に位置しているモーターのネジは細いドライバを利用するかまたは6角穴付きネジを利用して6角レンチで絞めてください。
右側モーター取付け

モーターの取付けネジはM3*10+SW+Wです。

樹脂パーツの奥に位置しているモーターのネジは細いドライバを利用するかまたは6角穴付きネジを利用して6角レンチで絞めてください。
左側アイドラー取付け

アイドラーはM5*50のネジで取り付けます。

左側(樹脂の内側下から)
ナット
20mmワッシャー
10mmワッシャー
ベアリング
10mmワッシャー
20mmワッシャー
ナイロンナット

右側(樹脂の内側下から)

標準ワッシャー
ナット
標準ワッシャー
M8ナット
20mmワッシャー
10mmワッシャー
ベアリング
10mmワッシャー
20mmワッシャー
ナイロンナット

ナイロンナットはベアリングが上方向に浮き上がるのを防止するためです。
右側アイドラー取付け

アイドラーはM5*50のネジで取り付けます。

左側(樹脂の内側下から)
ナット
20mmワッシャー
10mmワッシャー
ベアリング
10mmワッシャー
20mmワッシャー
ナイロンナット

右側(樹脂の内側下から)

標準ワッシャー
ナット
標準ワッシャー
M8ナット
20mmワッシャー
10mmワッシャー
ベアリング
10mmワッシャー
20mmワッシャー
ナイロンナット

ナイロンナットはベアリングが上方向に浮き上がるのを防止するためです。
ベルトかけ

ベルトは2本かけます。

2本のベルトはかける高さが異なります。

赤ベルトは低い位置に、水色ベルトは高い位置にかけてください。

ベルトが緩いと位置決めの正確性が損なわれます。

ピンと張って取り付けてください。
ベルト取付け(左側)

Xキャリッジにはベルトを固定するためM4*40のネジを取り付けます。

ベルトは束線バンドで固定しいます。

2本のベルトを固定する位置(高さ)は異なります

左側のベルトは低い位置に、右側のベルトは高い位置に取り付けます。

M5のナット数個を使ってベルトの高さを調節してください。
ベルト取付け(右側)

Xキャリッジにはベルトを固定するためM4*40のネジを取り付けます。

ベルトは束線バンドで固定しいます。

2本のベルトを固定する位置(高さ)は異なります

左側のベルトは低い位置に、右側のベルトは高い位置に取り付けます。

M5のナット数個を使ってベルトの高さを調節してください。
左側Yキャリッジアイドラ

アイドラーはM5*50のネジで取り付けます。
ネジは下から差し込みます。
ナットなどは下から下記の順序で入れます。

(樹脂の内側下から)
ナット
20mmワッシャー
10mmワッシャー
ベアリング
10mmワッシャー
20mmワッシャー
10mmワッシャー
ベアリング
10mmワッシャー
20mmワッシャー
M5ナット

写真では一番上のナットはついていません。
なくても良いですが見栄えをよくするため付けてください。
右側Yキャリッジアイドラ

アイドラーはM5*50のネジで取り付けます。
ネジは下から差し込みます。
ナットなどは下から下記の順序で入れます。

(樹脂の内側下から)
ナット
20mmワッシャー
10mmワッシャー
ベアリング
10mmワッシャー
20mmワッシャー
10mmワッシャー
ベアリング
10mmワッシャー
20mmワッシャー
M5ナット

写真では一番上のナットはついていません。
なくても良いですが見栄えをよくするため付けてください。
Z軸ベアリング取付け

長さ130mmのアルミフレームにベアリングを2個固定します。

これを2組作ってください。

ブッシュのクランプ用のネジはM4*20+SW+Nです。

ブッシュホルダをアルミフレームに固定するネジはM5*12+W+SW+角ナットです。

10mmのガイドシャフトを通してスムーズにスライドできる事を確認してください。

ブッシュの締め付けが強過ぎるとシャフトがスムーズに動かなくなりますので注意してください。

Z軸リニアシャフト、送りねじナット、送りねじの取付け

上で作ったベアリングにZ軸用(10mmX460mm)のリニアシャフトを通した状態でリニアシャフトをフレームに固定してください。
上部の固定

M5*20+角Nで固定(W,SWなし)
下部の固定

モーターマウントをアルミフレームに固定するネジはM5*12+SW*2+W+角ナットです。

Z軸モーターを取付けてください。

モーターの取付けネジはM3*10+SW+W0+角Nです。

送りねじ(8mmX350mm)も取付けてください。
ヒートベッドフレーム組立て

アルミフレームの長さと本数

横方向・・・360mm 2本
奥行方向・・・100mm 2本
高さ方向・・・130mm 2本

フラットバーも仮付けしてください。

取付けネジはM3*10+SW+Wです。
ヒーター基板に温度センサー取付け

ヒーターのパターンが付いていない方に温度センサーを付けてください。

ヒーター基板の中央の穴に温度センサー(先端部分)を入れてエポキシ接着剤を埋めてください。

リード線は耐熱カプトンテープで固定してください。
ヒーター基板にアルミ板取付け

間に合わせのアルミ板なので無駄な穴が開いています。

ヒーター端子部分は膨らんでいます。

そこに当たらないようまたショートしないようアルミ板を切り欠いてください。

私はヒーター基板にアルミ板を重ねましたがこの上にガラス板を載せる場合のみ近接センサーに反応させるためアルミ板は必須です。

ヒートベッドにガラス板ではなくアルミ板を使う場合はヒーター基板単体のままでもよいです。
ヒートベッド取付け
高さ調節を容易にするためバネを挟んで高ナットで固定してください。

M3*40(サラ小ネジ)
ホットエンドと近接センサー取付け(エクストルーダー一体型の場合)

XキャリッジとエクストルーダーブラケットはM4*35+SW+W+M8ナット+Nでの固定。

エクストルーダーはM6*25+SW+Wで固定

近接センサーは先端がノズルより4mm上になるよう取り付けてください。
センサーの出力電圧が12VなのでRAMPS 1.4に直接接続することができません。

12V系と5V系の間にフォトカップラを入れてください。
RAMPS1.4への接続には注意してください。

GNDとGNDが合うよう接続してください。
ホットエンドと近接センサー取付け(ボーデン型ホットエンドの場合)

Xキャリッジ、スペーサー、ホットエンドブラケットをM4*45(または50)+SW+W+Nで固定。

近接センサーは先端がノズルより4mm上になるよう取り付けてください。

スヘーサーは高さ18mmのものと22mmのものがあります。
22mmの方を使ってください。

近接センサーブラケットがファンのネジで固定できない場合は写真のような近接センサーブラケットを取り付けます。

この場合スヘーサーは高さ18mmのものを使ってください。

Xキャリッジ、スペーサー、近接センサーブラケット、ホットエンドブラケットをM4*45(または50)+SW+W+Nで固定
左の写真はボーデン型エクストルーダー用のブラケットです。
ボーデン型エクストルーダー取付け

エクストルーダー一体型プリントヘッドを使用する場合は必要ありません。

本体フレーム左側中央上部に130mmのアルミフレームを取り付けてください。

写真のようにボーデン型エクストルーダーを取付けください。
モーターマウント付きのエクストルーダーを取り付けた場合の様子

ブラケットは変わります。
電源と制御基板取付け
 電源スイッチパネル取付け

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