PR


3Dプリンタ4号機

H Beltの試作

動作テスト

2013年6月23日

   

手配中のタイミングベルトがまだ届かないので代わりに太さφ2程のたこ糸を使いました。
動作テストはできるはずです。


ステッピングモーター付近
固定アイドラー付近
このアイドラーは外枠に固定しています。
可動アイドラー付近。
このアイドラーはX軸スライドレールに取り付けられています。

上の右の糸が垂直になっていません。
下もわずかに斜めです。
これらは移動距離の誤差またはベルトの緩みなどの原因になりますので要修正です。
キャリッジ。

試作機なのでキャリッジは仮です。
とりあえず動くかどうかの動作テストですのでガイドレールも省略しました。
ファームウェアーはMarlinを使いました。
CoreXYをサポートしています。
CoreXYはH-Belt/H-Bot/H Gantryの別名らしいです。
ソフトがサポートしていたのはありがたいです。

まずX軸およびY軸の単独テストです。
うまく動きました。
X軸およびY軸を単独で動かした時にも2台のモーターが協力して回転しています。
ちょっと不思議ですね。

X軸、Y軸共に250mm動かして見ました。
動作範囲はX軸が250mm、Y軸はたぶん280mm程度まで動かせそうです。

X軸が右にぶつかっています。
ゼロ点を少し左に移動したほうがよさそうです。
実際の印刷データを使ってのXY軸動作テストです。
印刷して見なければはっきりは分かりませんがうまく動作しているように見えます。

タコ糸をタイミングベルトに代えればベルトがスリップしなくなりますので移動誤差はベルトの伸縮分程度に収まるはずです。

このH Belt機構、可動部にモーターが載っていないのがいいです。
しかもシンプルで作り易くおそらく製作コストも安い方と思います。
3号機のXYスライド改良型は複雑で調整も難しくコストもかかりました。

タイミングベルトが届いたら再チェックして問題なければ今後の主力機構にしようかなと思っています。




前に戻る

次へ行く

Topページに戻る

PR