天井裏換気5

2019年8月11日






ダクトを2本化した後、
換気扇を運転した場合の温度変化は下記のようになりました。
最高温度は42.2℃でした。

 

換気扇を運転した場合の温度変化
(横軸は時刻です。)


ダクトを2本化した事で、温度低下が大きくなる事を期待していましたが逆の結果となりました。
この原因はこの日の外気温の違いではないかと思われます。
外気温の計測はしていないので代わりに太陽光の発電量を示します。

            太陽光発電量   最高温度
換気扇停止        20.96kwh     47.4℃
換気扇運転 ダクト1本   20.12kwh     40.8℃
換気扇運転 ダクト2本   21.40kwh     42.2℃

ダクト1本に比べてダクト2本の方が発電量が6%増加していますので外気温は高かったと思います。
仮に外気温が発電量に比例していると考えてダクト2本の場合の最高温度を補正すると
39.7℃になります。
ダクトを2本にした効果はあったと思います。


2階廊下天井の換気扇の効果を確かめるため停止してみました。
 


2階廊下の換気扇を停止した場合の温度変化

(横軸は時刻です。)
 

最高温度は42.8℃になりました。

                      太陽光発電量   最高温度
換気扇運転・ダクト2本・2階廊下換気扇停止 19.59kwh     42.8℃

最高温度が高くなりました。
2階廊下の換気扇は効果がある事が分かりました。

 

再度、2階廊下天井の換気扇を運転しました。
更に階段下に扇風機を設置して2階へ風を送るようにしました。
(9時から扇風機を運転)


 


階段下に扇風機を設置した場合の温度変化

(横軸は時刻です。)
 

最高温度は41.1℃になりました。

                      太陽光発電量   最高温度
階段下に扇風機を設置     19.56kwh     41.1℃

最高温度が低くなりました。
階段下に扇風機を設置した効果は大きい事が確認できました。
階段下に扇風機を設置した事で2階廊下の温度が下がりました。
天井裏に送り込む空気の温度が下がった事で天井裏の温度上昇を抑えたと考えられます。

 
 


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