プロジェクタ2
2019年4月9日
4K対応のプロジェクタを調達して取り付けました。 天井に穴を開けたくなかったので写真のようにスタンドを作りました。 |
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4K対応で映像が明るいプロジェクタを探しました。 明るければ日中でもカーテン(非遮光カーテン)を閉めれば見れます。 夜になれば一段とくっきり映ります。 ちょうどいいプロジェクターが見つかりました。 BenQ製のTK800です。 値段も4Kにしては手ごろです。 ・4K対応 ・光出力・・・3000ルーメン ・DLP方式 ・価格・・・132,500円(長期保証込み) |
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スタンドの足ははテーブルの上に固定しています。 | |
エプソンの4KプロジェクターEH-TW8400とBenQのTK800とでどちらにしようか迷いました。 TK800に対してEH-TW8400が優れている点は下記の通りです。 ・レンズのコントロール(フーカス、ズーム、シフト)が電動で設置が楽です。 ・騒音が小さいです。 コントラストについて EH-TW8400のカタログにはコントラストはダイナミックコントラストしか書かれていませんのでどの程度のものかわかりません。 ネットの評判では黒は真っ黒にはならず少しグレー方向に浮くようです。 これは透過型液晶デバイスの特性らしいです。 透過型よりソニーやビクターの反射型の方がコントラストは良いようですが液晶を使っている以上光の漏れはなくせません。 DLPは黒を表現する時、鏡がレンズとは異なる方向に向きを変える仕組みなのでコントラストの面では液晶方式より有利なようです。 結局のところ仕様ではコントラストの優劣は不明です。 デバイスの解像度について エプソンのEH-TW8400は4Kエンハンスメントテクノロジーという方法で1920X1080の画素を垂直方向と水平方向に0.5ピクセルだけシフトして合成した疑似4Kです。 実質の解像度(全ピクセル数)は下記のようになると思います。 4Kエンハンスメントテクノロジー・・・1920X1080X2=4147200の解像度 TK800はXPR技術と言う方法を採用しているらしいですが0.5ピクセルだけシフトして合成するという部分は類似しています。 デバイスのサイズで2種類に分かれるようです。 0.47インチDMD+XPR技術・・・1920X1080X4=8294400の解像度 0.66インチDMD+XPR技術・・・2716X1528X2=83000096の解像度 どちらもネイティブ4Kの場合の3840X2160=8294400と同等の画素数と言えます。 0.47インチDMDは0.5ピクセルのシフトが1方向だけでなく3方向にシフトして合計で4倍の解像度になるらしいです。 TK800のDMDは価格から言って0.47インチの方と思います。 BenQの仕様ではネイティブ解像度4K(3840X2160)と表示されています。 エプソンよりBenQの方が多少はいいかなといった感じです。 少なくとも2Kよりは良いはずです。 ビクターやソニーからは本当のネイティブ4Kの機種がたくさん出ていますが値段が50万円以上と一気に跳ね上がります。 高齢になった私は目も悪くなったのでネイティブ4Kと疑似4Kの違いは多分分からないと思います。 違いが分からないのに仕様にこだわって高額を支払うのは無意味です。 だから私はTK800の性能で十分と考えました。 TK800についての感想 ・値段がエプソンの半分でコスパ最高。 ・レンズの電動コントロール機能は一度設置が終われば後は不要です。 しいて言えばフォーカスは画面のそばでできないのでちょっとし難いです。 ・騒音を心配しましたが気にならない程度です。 ・解像度は十分でした。2Kでは見えたドットの粒は全く見えません。 ・明るさは十分明るいです。 ・コントラストはやや低いかなと思いますが許容範囲です。 コントラストをビクターのDLA-X3と比較すると仕様では下記の違いがありますが実際の画像では同時に映して比べなければわからない程度です。 ビクターDLA-X3・・・50000:1 BenQ TK800・・・10000:1 特に最もいいと感じた点はやはり明るさです。 日中でもカーテンを閉めればしっかり見えます。 |
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4Kのソースはというと現時点ではamazonのFire TV 4Kだけです。 写真はHDMI4入力1出力セレクタに下記の機器を接続して切り替えられるようにしています。 1.PC(自作) 2.Fire TV 4K 3.スティック型PC(マウスコンピューター製) 4.地デジ&BSチューナー(2K) Fire TV 4Kを選択したらプロジェクターの投射映像に3840X2160,60Hzと表示されました。 間違いなく4Kの映像になっています。 将来はPCを4K対応にしたいなと思っています。 HDMIセレクタの出力を4Kテレビと4Kプロジェクターのどちらに出力するかを切り替えられるようにしています。 奥に見える黒い箱がHDMI1入力2出力切替器です。 |
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写真は3Dメガネです。 DLP Link方式アクティブシャッターというタイプです。 以前、BenQプロジェクタW1080ST+を購入した時に3D映画も見たいと思って合わせて購入した3D用メガネですがTK800でも使えました。 プロジェクタのメーカーが同じBenQなので3Dメガネも当然互換性がある訳ですがプロジェクタのメーカーが異なってもDLP方式のプロジェクタなら全部共通で使えるようです。 なぜならDLPデバイスの供給元のテキサスインスツルメンツ社がDLP Link方式の3Dメガネ用LSIも供給しているからです。 写真のメガネはサードパーティ製で値段はアマゾンで2480円と安いです。 1799円の物もあります。 複数の人が一緒に3D映画を鑑賞する場合、メガネが人数分必要ですが値段が安いので助かります。 |
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