XY Plotter
樹脂パーツ印刷
2018年9月14日
まずスライド機構を作りました。 オーソドックスなスライド機構はリニアシャフト2本とリニアブッシュ4個を使用します。 産業用部品なのでコストは安くありません。 コストダウンするためそれらを使用しない方法を考えました。 ご覧の通り15mm角のアルミフレームをガイドレールとして利用します。 V溝の樹脂ベアリングでアルミフレームを挟むようにしてスライドさせます。 遊びを無くすため片側の樹脂ベアリングを移動できる構造にしています。 この方法は音も静かで動きが滑らかです。 460mmのアルミフレームを使用してX軸とします。 |
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X軸の両端に付けるパーツです。 |
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右側にはモーターマウントを付けました。 |
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左側にはアイドラーブラケットを付けました。 |
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こちらはY軸です。 アルミフレームの長さは350mmです。 |
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これはY軸をXキャリッジに固定するパーツです。 | |
Y軸をこのように固定します。 |
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こちらはY軸の末端に付けるパーツです。 Y軸用のモーターを付けます。 |
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下部にはローラーを付けてテーブルの上をスムーズに移動できるようにしました。 | |
全体像です。 ペンはYキャリッジに付ける予定です。 X軸は両端がテーブルの上に乗って固定されますがY軸は片方がフリーです。 動かすのがペンなので負荷が小さく片方がフリーでも問題ないと考えました。 |
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動きのチェック(動画) | |
現在、Y軸モーターがX軸から遠い方に付いています。 この構造ではX方向に動いた時モーターの重量で回転モーメントが発生します。リンギングなどの原因になると思われるのでY軸のモーターをX軸に近い位置に移動する事にしました。 全体の大きさがそれほど大きくなる訳ではないのでサイズの問題もないと思います。 写真はY軸のモーターマウントです。 ボックス構造になりました。 |
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取り付けてみました。 |
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全体像 主な部分は完成しました。 後はステッピングモーターを取り付けてベルトをかければ動作テストに進めます。 |
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