XY Plotter

CoreXY型XYプロッター1


2018年9月25日


コストダウンの方針から外れてしまいますがCoreXY型に改造してみました。

やはり私はCoreXY型が好きなのです。

CoreXY型でも安くできる例としてご覧ください。

材料費としては1万円以内に収まっています。

追加のX方向のフレーム材にはガイドレール用と同じ15X15mmのアルミフレームを使いました。

長いアルミフレームがなかったのでX軸の可動距離は300mmから200mmになってしまいました。
ペンホルダー

この部分は変更なしです。
Xキャリッジにはベルトを固定するフックを付けました。
ローリングを抑えるため外輪Rタイプの樹脂ベアリングを2枚重ねにしました。

V溝ベアリングはベアリングの軸方向に元々遊びがあるのでダメです。
Yキャリッジの上にアイドラーを追加しました。

普通のベアリングの両側をワッシャーで挟んだ構造です。
右側のYキャリッジとモーターです。
ベルトは接触を避けるため上下2段になっています。
YキャリッジのベアリングはV溝タイプです。

Yキャリッジは左右に2個あってX軸で連結されています。

ローリングが発生する構造ではないのでV溝のベアリングを使用しました。

上下方向に遊びがありますが自重によって下位置に留まります。
後方のアイドラーです。

2本のベルトは高さを変えて接触しないようにしています。
動作テスト(動画)

ペンを付けていないので絵は描いていません。

X軸の両端がYキャリッジに固定されているので安定感が増しました。
ペンの上げ下げのテストです。
カーブを滑らかに描くかのテストです。
写真のようにアルミフレームを樹脂パーツで連結してX軸を延長しました。

X軸の可動距離は300mmになりました。

これでA4サイズの横向き用紙にフルで描画できるようになりました。
 
表面が平らで滑らかなテーブルに置きました。

描き始めにペンを上げるのを忘れました。

線の蛇行がなくなりました。
Thingiverseに樹脂パーツのSTLファイルをアップしています。

Thingiverse


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