CoreXY 3Dプリンター改造

Z軸をベルトで連結


2023年10月6日

写真のようなプーリーを2つ入手しました。
理由はZ軸をベルトで連結して回転を同期させる事でヒートベッドを常に水平に保持するためです。
歯数は60です。
Aliexpressで購入しました。
2個で751円でした。
安いと思います。


タイミングベルトを左のようにかける予定です。
モータープーリーの歯数が20なのでZ軸は3分の1に減速されますがトルクは3倍になるのでモーターは1台で済ませます。
次はベルトを入手する必要がありますが既製品から探す予定なので長さがピッタリの物はないと思います。
長さが合わない分はモーターブラケットの位置(図の左上)を前後に移動して調整します。
モーターブラケットがアルミフレームに固定されているので移動は容易です。
この構造によりベルトテンション調整も兼ねる事ができます。
リードスクリューのベアリングホルダーを作りました。
こちらは表側です。
こちらは裏側です。
ベアリングを入れました。

ピッタリです。
左側のベアリングホルダーにアイドラーを取り付けました。 
両方のベアリングホルダーに仮のリードスクリューとプーリーを付けてみました。

準備完了です。

後はタイミングベルトが届くまで待機です。
実機に取付てベルトを張って見ました。

ベルトはエンドレスではない仮のベルトです。

Z軸の左側の様子です。

モーターはZ軸に最も近い位置に取り付けました。
Z軸の右側です。
全体の様子です。

ベルトが電源ユニットに接触してしまったのでプーリーを5mm程高い位置に固定する必要が有ります。

この状態でベルトの長さが判明しました。

1143mmでした。
モーターをZ軸から70mm程遠ざけてみました。

Z軸の右側の様子です。
全体の様子です。

この場合のベルトの長さは1230mmでした。
モーターは未だ遠ざける余裕が有りますのでベルトの長さは1143〜1230mmの間で探せば良いことが分かりました。
Aliexpressで調べたら1164mmと1180mmのものが有りましたた。
安かったので両方注文しました。
2本の合計価格は送料込みで805円でした。 
到着は10月下旬になりそうです。
動かしてみました。
ベルトがエンドレスではないのでつなぎ目の影響がない範囲で動かしました。
スリップすることなくうまく動作しました。
ヒートベッドが動いている動画

ソフトを治していないので動きは遅くて短いです。(1/3の速度と距離になっている)
ベルトとプーリーが揃ったので取り付けました。
Z軸の左側です。

モーターを前後にスライドする事でベルトのテンションを調整できます。
Z軸の右側です。
Z軸の動作中の動画

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