HyperCube Evolution 3Dプリンター

2018年9月5日


下の写真のパーツはHyperCube Evolution用の樹脂パーツです。
組み立てる予定で印刷しましたが埋め込みナットが入手できて
いないので作成に至っていません。
 
まず最初にYキャリッジを印刷してみました。

元のHyperCubeと比較して肉厚が厚く丈夫な感じです。

X軸は8mm、Y軸は10mm(LM10UU)用です。
サポート材なしで印刷しましたがきれいに印刷できました。

ただしリニアブッシュを固定するネジ穴(4箇所)が貫通していません。
このような埋め込みナットを使う仕様です。

Banggoodで100個507円です。

9/5に注文しました。
このナットをただ力で押し込むのかあるいは加熱して押し込むのかどちらでしょうか。

半田こてを当てて押し込んでいる動画がありました。

やはり過熱して押し込むようです。
 Xキャリッジを印刷しました。

リニアブッシュは8mm(LM8UU)用です。
ホットエンドクランプです。
左側モーターマウントです。
Y軸のリニアレールサポートが一体化しています。
このようにパーツが一体化しているとアルミフレーム用の角ナットの数を節約できてありがたいです。
アルミフレーム用の角ナットは100個で1500円します。
1個15円なので4個余分に使用するとそれだけで60円かかってしまいます。また100個単位でしか購入できないので1個不足するだけで1500円の出費になる可能性もあるのでする

実はこのパーツは本来、3030のアルミフレーム用なのですが印刷したのは2020のアルミフレーム用です。
2020アルミフレーム用をmartind_n氏がデザインしてアップされていたので利用いたしました。

https://www.thingiverse.com/thing:2452700

Y軸アイドラーです。
左右一緒に印刷しました。

Y軸のリニアレールサポートが一体化しています。
太さ10mmのY軸用です。
XY関連の全部のパーツの印刷が終わりました。

直ぐに組み立ててみたいところですが埋め込みナットがないのでできません。
9月5日に注文しましたので10日程、待ちです。
モーターマウントのアルミフレームへの固定部分がHyperCubeではモーター取付け面より下の方についていました。

HyperCube Evolutionではこの部分が上の方に付いているのでアルミフレームのコーナーブラケットとぶつかります。

写真のように印刷したコーナーブラケットをアルミフレームの外側に取り付ける事にしました。

金属製のコーナーブラケットは1個約68円です。
8個減らせるので544円の節約になります。
 
アルミフレームの直角を確保するため溝にはまる突き出し部分を設けました。
アイドラーは写真のようなGT2の歯のないプーリーを使用する仕様です。

eBayで5個送料無料で441円です。

eBayには何でもあるのですね。
しかも送料無料で安いです。
上記のようなプーリーを購入すればよいのですが手持ちのベアリング(内径5mm、外径11mm、厚さ5mm、フランジなし)を活用したいところです。

3mmの穴を5mmに広げて取り付けました。

ベアリングをアイドラーとして使ういつもの方法です。
ベアリングの両側に外径10mmのワッシャーを、さらにその外側に外径16mmのワッシャーを付けました。

動くときカラカラと小さな音が出ることがありますが問題ありません。。
Xキャリッジにリニアブッシュを刺してリニアシャフトを通し、リニアシャフトの両端にYキャリッジを取り付けてみました。

Xキャリッジはスムーズに動きました。

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