Mutoh 3Dプリンター

ホットエンドの交換


2023年7月22日

左かMUTOHのホットエンドでフィラメントが3mm用になっています。
3mmのフィラメントは手に入りにくいので使えません。
1.75mmのフィラメントが使えるよう汎用のホットエンドに交換します。

右が交換用のホットエンドです。
amazonで1142円でした。
ヒートブレイクはバイメタルヒートブレイクに交換済です。

MUTOH製ホットエンドのサーミスターは通常使われているものと型番が違っているようです。
105NT-4-R025H46Gというサーミスターで常温で1000kΩのものです。(通常品は常温で100kΩ)
それを無視して通常のホットエンドを使うと温度が狂って具合が良くないです。
同型のサーミスターを入手しようとして調べた所10個で4620円と高いです。
MUTOH製ホットエンドからヒータと一緒にサーミスタが取り外せました。
取り外したヒータとサーミスターを汎用ホットエンドに取り付けました。
コネクタも付いているのでそのまま加工無で使えました。
ブラケットを作りました。
ホットエンドを取り付けました。

ヒートシンクの上の方で固定しています。

この部分は熱くならないので3Dプリンタで作ったブラケットでも問題ありません。
3Dプリンター本体に取り付けました。

ぶつかってすんなりは入りませんでした。

エクストルーダーを外したら入りました。
印刷して見ました。

きれいに印刷できました。


パーソナル用ですが20万円もした製品なのでしっかりした造りでした。
メカ部分は精密そうな部品が使われています。

[利点]

精度が良さそうです。
印刷速度が速そうです
カバーが付いています。
Z軸の左右の送りネジがベルトで連結されています。(左右が完全に同期)

[欠点]

印刷サイズが大きくないのに本体がでかいです。
Z軸の原点調整が自動でないのが不便です。
液晶コントローラのようなしゃれた物は付いていません。


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