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CoreXY 3Dプリンター改良

レベルセンサー2

2018年7月1日


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静電容量型の近接スイッチを買いました。

型番はLJC18A3-H-Z/BX

現在使用している近接スイッチは誘導型でアルミニウムの検出距離は4mmです。
この検出距離は短くて不満です。
ガラス板を載せた場合は検出距離が2mmになるので使えません。

今回購入した静電容量型の近接スイッチはアルミニウムの検出距離が11mmです。
11mmあれば十分です。
アルミ板の上にガラス板を載せても9mmになりますのでガラス板も使えます。

ノズルの先端から7mm上に取り付けました。

後2mm上に取り付けたかったのですがセンサーが上のブラケットに当たってしまいますので当たらない範囲でなるべく上に取り付けました。
動作テスト(動画)

センサーには感度調整機能が付いていました。

アルミ板の上8mmでセンサーが感知するように設定しました。

その位置でZ軸が停止しますのでアルミ板からノズル先端まで1mm残っていてアルミ板にはぶつかりません。
近接センサーの先端の位置がノズル先端から7mm上になったので印刷物にはもちろん、Wクリップにも当たる心配がなくなりました。
センサーが当たらないようセンサーブラケットを再設計しました。

左・・・センサーの穴を右へ8mm移動

右・・・センサーの穴を右へ8mm移動+センサーの穴を前へ5mm移動+前方からのアクセスを改善

左より右の方が優れているので右のブラケットを使います。
本体に取り付けてみました。

センサーが上のブラケットに当たらなくなりました。

センサーの上下位置調整がし易くなりました。

センサーの感度調整のネジにアクセスできるようになりました。
センサーの位置調整と感度調整により検出距離をアルミ板の表面から10mmに合わせました。
ノズルをアルミ板に接触させた状態でセンサーとアルミ板との距離は5mmにしました。

これだけあればWクリップにも当たりません。

2mmのガラス板を載せたとしても3mmの余裕が残ります。
動作テスト(動画)

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