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H-Bot 3Dプリンター組立キット
主要部分の組立手順
2014年9月29日
このページは組立キットをご購入いただいたユーザー様用に作成したページですがご自分でパーツを集めて自作される方のために参考用として公開します。 |
1 本体フレーム組立 まずH-Bot本体フレームから組み立てます。 横フレーム・・・510mm 縦フレーム・・・360mm 足フレーム・・・50mm コーナー・・・M5*12で固定 モーターマウント・・・M5*12で固定 Z軸シャフトサポート・・・M5*20で固定 |
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枠を組み立てる前に左右の縦フレームの溝にナットを入れるのを忘れないでください。 ナットを入れるのを忘れると枠を分解してもう一度組み直しになります。 上の溝にはZ軸フレームを固定するコーナー用として左右にそれぞれ4個付けます。 (ナットを付けているのをお見せしたかったのでコーナーが付けてあります。Z軸フレームを取り付ける場合はこのコーナーはZ軸フレームの足の方に付けた方が組み立て易いです。) 下の溝にはちょっと見難いですがZ軸のシャフトホルダーが付いています。ナットは左右に1個づづです。 |
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2 Xキャリー組立 リニアブッシュ・・・ M4*10で固定 |
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リニアブッシュにM4のタップが切ってあるのでナットは不要です。 ネジは仮止めとしてください。 組立が終わって動きを確認しながら本締めします。 |
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3 Yキャリー組立 リニアブッシュ・・・ M4*10で固定 X軸シャフトサポート・・・M4*30で固定 アイドラー用ベアリング・・・M5*30+ナイロンナットで固定 リニアブッシュにM4のタップが切ってあるのでナットは不要です。 アイドラー用のベアリングはフランジが付いています。 1箇所に2個のベアリングを付けます。 フランジが外側になるよう2つを重ねて取り付けてください。 ベアリングの抜け止めに使うナットは緩み防止のためナイロンナットを使います。 |
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ネジは仮止めとしてください。 組立が終わって動きを確認しながら本締めします。 |
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4 スライドシャフト取付 Xキャリー、Yキャリーにスライドシャフトを差してください。 X軸スライドシャフト・・・φ8×380mm Y軸スライドシャフト・・・φ8×400mm Xキャリーはリニアブッシュが下になるよう組み立ててください。 X軸のシャフトサポートは後で位置合わせしますので仮止めにしてください。 |
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5 H-Bot本体組立 H-Botのスライド機構をH-Bot本体フレームに取り付けます。 Y軸シャフトサポート・・・M5*12で固定 Y軸のシャフト間隔が430mmになるようシャフトホルダーを固定してください。 そうするとY軸のブッシュとZ軸のコーナーの隙間が3mm残って当たらないはずです。ご確認願います。 Y軸シャフトが抜けないようシャフトサポートについているシャフト固定ネジを締めてください。 XYをスライドさせて軽くスライドするか確認してください。硬いところがあったらブッシュを固定しているネジやシャフトサポートを固定しているネジを一旦緩めて少しずらして再度ネジを締めてください。これを繰り返して最終的にXY共軽くスライドするように調整してください。 X軸シャフトが抜けないようシャフトサポートについているシャフト固定ネジを増締めてください。 最後にアイドラー用ベアリングを付けてください。 アイドラー用のベアリングはフランジが付いています。 1箇所に2個のベアリングを付けます。 フランジが外側になるよう2つを重ねて取り付けてください。 ベアリングの抜け止めに使うナットは緩み防止のためナイロンナットを使います。 アイドラーブラケット・・・M5*8で固定 アイドラーベアリング・・・M5*30+ナイロンナットで固定 |
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6 Z軸フレーム組立 次にZ軸フレームを組み立てます。 横フレーム・・・510mm 縦フレーム・・・110mm 足フレーム・・・・410mm 横フレームにはモーターマウントが付いています。 Z軸フレームを本体へ取り付ける時、先にZ軸フレームの足にコーナーを付けた方が組立て易いです。 コーナー・・・M5*12で固定 モーターマウント・・・M5*12で固定 Z軸シャフトサポート・・・M5*20で固定 |
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ちょっと見難いですがアルミフレームの上の溝にはZ軸のシャフトサポートが付いています。 これも枠を組み立てる時忘れないように先に付けてください。 |
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7 Z軸フレーム取付 Z軸フレームをH-Bot本体フレームに取り付けてください。 コーナー・・・M5×12で固定 |
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Z軸フレームの前後位置はセンターではなく後方へ60mmずれています。 H-Botフレームに柱の外側位置とスライドシャフトのセンター位置のマークを付けていますのでそこに合わせて固定してください。 |
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8 Zキャリー組立 Z軸ブッシュプレートにリニアブッシュを取り付けてガイドシャフトを差してください。 X軸スライドシャフト・・・φ10×500mm リニアブッシュ・・・ M5*10で固定 |
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リニアブッシュにM5のタップが切ってあるのでナットは不要です。 | |
9 Zキャリー取付 Z軸ガイドシャフトを取り付けます。 Z軸ガイドシャフト・・・φ10×500 |
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Z軸スライドシャフトの前後位置はZ軸フレームのセンターです。 Z軸フレーム自体が本体フレームのセンターから60mm後方に付いています。 本体フレーム前面からZ軸スライドシャフトのセンターまで260mmです。 シャフトの固定はシャフトサポートについているシャフト固定ネジを締めてください。 左右のZ軸ブッシュを両手でつまんで上下に軽く動くか確認してくださ。 硬い場合はブッシュを固定しているネジを一旦緩めてブッシュを少しずらして再度ネジを締めてください。これを繰り返してZ軸が軽く上下出来るよう調整してください。 |
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10 プリントヘッドテーブル組立 左右の青いパーツは送りネジのナットサポートです。 コーナー・・・M3*10で固定 プレート・・・M3*8で固定 ナット受け・・・M3*20で固定 |
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枠を組み立てる前に3枚のプレートを固定するためのナットを入れてください。 | |
プリントヘッドテーブルの裏側です。 | |
11 プリントヘッドテーブル取付 プリントヘッドテーブルをZキャリーに固定してください。 M3*8で固定 |
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12 完成 これで本体の主要部分はほぼ完成です。 ここまで2時間〜4時間で組立出来ます。 後、残っている項目は下記の通りです。 ・ベルト張り ・モーター取付け ・リミットスイッチ取付け ・送りネジ取り付け ・ヒートベッド取付け ・ガラス板取付け ・ヒートベッド用サーミスター取付け ・プリントヘッド取付け ・制御基板と接続 まだたくさんの項目があります。 この後の項目は順次掲載します。 |
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以降は完成後の各部写真です。 右側Y軸スライド付近 |
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左側Y軸スライド付近 | |
Z軸スライド付近 | |
Z軸モーターマウント付近 | |
2台の仮組みが終了しました。 1台は近日中に納品です。 もう1台は私の試作機(2台目)です。 合計で3台製作しました。 作り難い部分はなく歩留まりは良いです。 強いて言えばプラスチックパーツの数が多いのでその印刷に時間がかかるのが難点です。 金属の加工も切断と穴あけだけなので特に難しいという部分はありません。 完成に向かって順調に進んでいます。 |