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3Dプリンターのコストダウン

通常のXY制御に変更


2015年7月8日


  Y軸に対してX軸は常に直角を保たなくてはいけないのにわずかに傾きが発生しています。
X軸が動くときベルトにテンションがかかってY軸が少し動いてしまうようです。
H-Botスタイルの宿命でしょう。
Yキャリッジに水平方向(X軸の方向)の遊びがあるのが原因と思われます。
Yキャリッジの遊びはベアリングの遊びに起因していますので遊びを縮小するのは困難です。
H-BotをやめてX軸とY軸を別々に駆動する通常スタイルに変えました。
一見変わりがないようですが変わっています。
奥についている2台のモーターをY軸専用としました。
ベルトの架け替えだけでできます。
2台のモーターを同期運転してX軸フレームの左右を同じ距離だけ動かす事でX軸は傾かなくなります。
  X軸はモーターを新設しました。
左の写真がX軸用のモーターです。
X軸のモーターはX軸フレーム上に載っているのでX軸の動きがY軸に影響する事はありません。
   印刷してみました。
X軸の傾斜は発生せずうまく印刷できました。

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