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ソーラー発電パネル

発電量のピーク

2013年12月30日

左の図は12月27日の10時から10時59分までの電力モニターで記録した発電量のグラフです。

目盛りの文字が小さくて読めませんが最大値を示している赤い線は0.05KWhです。
1分間の電力量なので通常の電力に換算するには60倍して3KWということになります。

1時間の間にこんなに激しく変化するのですね。
曇ったり晴れたりしていたのでこうなるのでしょう。
3KWに達したのは一瞬(1分前後)です。
左の図は12月29日の11時から11時59分までの電力モニターで記録した発電量のグラフです。

最大値を示している赤い線は0.052KWhです。
通常の電力に換算すると3.12KWということになります。

陽が低い季節なのにピーク値は3KWに達しました。
陽が高くなる5月にはピーク値は3KWを余裕で超えそうに思います。
快晴でであればピークの継続時間も長くなるでしょうね。

ソーラー発電に関してひとつだけしまったなあと思う事があります。
今回取り付けたパワーコンデイショナーの定格出力は3.4KWです。
3.4KWを超えた時はパワコンのリミッター機能が働いて3.4KW以上は出力されないはずです。
せっかく発電したのに3.4KWを超えた分は捨てることになる事が分かりました。
このことを知っていたらパワコンの定格出力を1ランク上の4KWにしておくべきだったと思うのです。

発電した分は捨てないで極力売電に回したいですからね。
これから太陽光発電を計画している方はこの点を注意した方が良いと思います。

売電ロスを計算してみました。

0.6KW×2時間のロスが1年の内100日発生したと仮定した場合の10年間の売電ロス

0.6KW×2時間×100日×10年×38円=45600円

うーん、結構大きいなあ。

一方、パワコンの定価は下記の通りです。

3.4KW  JH-S1C2P・・・・240450円
4.0KW    JH-M1C2P・・・・244230円

3780円高くなるだけなので4KWにしておけばよかったと後悔しているのです。

(ただし実際の販売価格は数万円高くなると言われました。)

今更交換してもらえるものではないのであきらめるしかないですね。

一方、パワコンの定格出力以下であったとしても出力が抑制される場合があります。
発電時にパワコンは柱上トランスから供給される電圧(通常100V)より高い電圧を発生させて電力を送り込む仕組みです。
日中、近隣の家の電気使用量が少ない場合、負荷が軽いせいで柱上トランスの電圧が高くなります。
当然パワコンの電圧もそれより高くしなければ送り込みできません。
ところが高くなり過ぎると電気機器に悪影響を及ぼすのである一定以上に上がらないように制限されるのです。
その値は108Vです。
3.4KWを超える以前でも電圧が108V以上にならないよう出力が抑えられてしまう訳です。
電圧抑制機能と呼ばれています。

モニターで履歴表示をみたら天気のいい日でピーク値が3KWを超えた当たりでこの機能が働いているのが分かりました。
何分間働いたかは分かりません。
ピーク値は3.4KWに達してはいませんでした。
3KW当たりで制限されてしまうならパワコンの定格を4KWにしたとしても意味はないかもしれません。

ただし夏に近隣の家がエアコンを使用すれば電圧抑制は働かない可能性があります。




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