テーブルソー製作

丸ノコ変更



2018年11月17日


丸ノコを変更する事にしました。

購入したのは左の中古の丸ノコです。

(分解を始めました。)

今回もマキタ製です。

型番のシールがなかったので型番が分かりませんが色から考えて製造時期は新しいのではないかと思います。

ノコ刃の直径は190mmで同じです。

値段は5000円でした。

ダスト吸引ホースを取り付ける口が付いていました。

部屋を汚すのが抑制されるのでこれはありがたいです。
ネットで画像検索したところ5840BAと同じ形でした。

新品の最安値は28000円くらいです。
 際切りができる丸ノコです。
丸ノコ変更の理由はこの金具が欲しかったのです。

この金具はノコ刃を出し入れするヒンジ金具です。

鉄板を折り曲げて作られています。
変更前のヒンジ金具はこれです。

アルミダイキャスト製です。

鉄板製のヒンジの方が下記の点で都合がよかったのです。

1.樹脂で作った現在のヒンジパーツの取付け面から穴のセンターまでの高さは19mmです。
  鉄板製ヒンジ金具の同高さは11.5mmです。
  ヒンジ金具とアルミフレームの間に補強のアルミ板を入れる事ができます。
  樹脂と寸法を合わせるとすればアルミ板の厚さは7.5mmまで許容できます。
  アルミ製ヒンジ金具は同高さが23mmなのですでに補強のアルミ板を入れる余裕がありません。

2.アルミ製ヒンジ金具の取付け面には出っ張りがあるので切り落とすという加工が発生します。
  切落としたらもう通常の丸ノコに戻すことができなくなります。
  鉄板製ヒンジ金具の取付け面には出っ張りがないので何も加工の必要がなくそのまま使えます。

使い残しのアルミ板(厚さ5mm)を加工してヒンジヒンジ金具をアルミフレームに取り付けました。

かなり丈夫になったと思います。
丸ノコを取り付けました。
拡大写真
こちらが変更前の写真です。

やはり強度的に不安な感じです。
ヒンジの反対側は樹脂パーツです。

形状が変わったので作り直しました。
動作テスト(動画)

うまく動きました。
ノコ刃の右側に補強のアルミフレームを取り付けました。

これで強度的にはかなり丈夫になったと思います。
刃先を手で左右に動かすと左右にそれぞれ1mm程動いてしまうという現象があります。
この原因はヒンジ金具に遊びがあるからです。
普段は丸ノコ本体の重量によって刃先が左側に傾いています。
切断時に動いて切断精度を劣化させる可能性があります。
それを防ぐ対策をしました。

写真のように丸ノコのハンドル部分に5mm厚のアルミ板を固定しました。
そのアルミ板を2本のアルミフレームで挟んで主フレームに固定しました。
写真はノコ刃が最も降りている状態です。
こちらの写真はノコ刃が最も上がった状態です。
動作テスト1(動画)
動作テスト2(動画)

アルミフレームが常にアルミ板を挟んでいるのでノコ刃が傾くのを抑える事ができました。

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