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オープンリールデッキ

TEAC A-6300

2014年2月16日

オープンリールデッキをヤフオクで買いました。
TEAC A-6300です。

詳細はここをクリック

電源は入るけれどそれ以上の動作保証のないジャンク品を安く手に入れました。
1974年ころに発売されたもので定価は176,000円です。
当時、知合いの家で見せてもらった記憶があります。
いいなあ、欲しいなあと思いましたが値段が高くて買えませんでした。40年過ぎてやっと手に入れました。
いまさらこんな古いものを買ってどうするんだと言われそうですが若いころにあこがれていた気持ちを思い出してしまったのです。
最近のオーディオ機器と比較すると大きくて重くて不便で音質が今一でいいところがありません。
でも私にとって最高のおもちゃになると思ったのです。

古いものですが概観は目立つ傷もなく割ときれいでした。
動作テストをしました。再生ボタンを押したら正常に回りました。速送りもOKです。RECボタンを押しても反応しません。再生はOKでしたが録音がダメでした。残念。
まあ動かないのは覚悟の上で買ったのでしかたありません。
安物のデッキはレバー式で操作する時に力が必要ですがこのデッキは高級タイプなので押しボタン式です。押しボタンを軽く押すとカチャッとソレノイドの音がしてゆっくり回り出します。この感触がいいんです。
もちろんリモコンも使えますがリモコンはオプションで付属していません。
この時期のリモコンは赤外線ではなくて有線です。ただのスイッチボックスだと思うので自分で作れると思います。気が向いたら有線ではなくて赤外線を使って作るのも面白いかと思います。趣味の課題ができました。
裏蓋開けて中を見て見ました。
中もきれいです。
モーターが3個見えます。このスタイルがいいんです。

RECボタンが反応しないのはたぶんRECボタンの接触不良ではないかと思います。
分解してスイッチを交換すれば直るんじないかと思います。
原因がスイッチではなかったとしてもこの時期の機械はディスクリート部品でできているので何とかなるような気がするんです。暇な時に直そうと思います。
内部の配線コネクタを挿し直してみたら録音できるようになりました。
左は動画です。
途中でモニタースイッチを操作してSOURCEからTAPEに切り替えました。
少し遅れて音が出ているので間違いなく録音できている事が分かります。
このデッキ、録音しながら再生できるのですね。
昔使った安いデッキは録音用と再生用のヘッドが共通なので録音しながら再生はできませんでした。
このクラスのデッキなら録音しながら再生できるのは当たり前でしょうが自分にとっては初体験なのでちょっと感動です。
VUメーターの動きがおかしいのはモニタースイッチの接触不良です。
再生音の音質も悪くなかったです。
動く保証のないジャンク品だったのでこれはお買い得でした。


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