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オープンリールデッキ

周波数特性の計測

2014年3月29日


計測器が揃ったので周波数特性を計測して見ました。

茶色・・・左チャンネル ピンク色・・・右チャンネル

こちらはX-10Rの1号機です。

低音域はブースト気味ですがこれはXシリーズ共通の特性です。
中音域はほぼフラットです。
20KHzでは数dBの減衰が見られます。

自分は60歳を過ぎていて16KHz以上は聞こえないことが分かっています。
自分ひとりで使う限り左の周波数特性で問題ないと思います。
こちらはX-1000Rです。

1KHz以上の音域の減衰が激しいです。

実際の音を聞いた時、X-10Rと比較してX-1000Rは高音が出ていないように感じていました。

周波数特性を計測してみてはっきりしました。
やっぱり高域がダメでした。

60過ぎの耳でもこれではいい音とは言えません。
せめてX-10R程度にはしたいところです。

ヘッドの磨耗のせいなのか、アンプの調整が狂ったのか今のところどちらか分かりません。
ヘッドだけの交換は位置が合わせられなくなるのでできません。
X-10RとX-1000Rは見たところヘッドとキャプスタン機構周辺は1つのユニットになっていて同じ形をしています。
互換性がありそうなのでヘッドをユニット毎交換するとヘッドかどうかが分かりそうです。

結構大掛かりな作業ですがアンプをいじり始めるより良いかも知れません。


こちらはX-10Rのヘッドユニットです。
こちらはX-1000Rのヘッドユニットです。
同じ形をしていますので共通設計と思われます。


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