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オープンリールデッキ
TEAC X-10R
2014年2月18日
A-6300と比較のため上位の機種をヤフオクで買いました。 TEAC X-10Rです。 こちらは完動品だったので少々高め(数万円)です。 A-6300より年代が6年新しいです。 1980年に発売されました。 とても贅沢な仕様のデッキです。 当時の定価は185,000円です。 詳しくはここをクリック |
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キャプスタンやガイドローラーが2個づつ付いています。正転と逆転の機構が左右対称になっていますので逆転時も正転時と同じテープ走行性能が得られます。 ヘッドは合計6個付いています。消去、録音、再生用の3個のヘッドが正転用と逆転用に2組付いています。 従って逆転時の録音も可能です。 A-6300は逆転での録音はできませんでした。 A-6300と比べると値段は9000円高くなりましたが多くの改良点が見られ値段差以上の価値があるように思います。 X-10Rは従来のAシリーズと比べるとデザインも違うし機能的にも大幅に改良されているので別物という感じが強いです。 |
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録音後再生して見ました。 曲はザピーナッツの「恋のバカンス」です。 正常に録音、再生できました。 いい音で録音できています。 |
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2台並べました。 左・・・A-6300 右・・・X-10R |
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音楽を録音したり再生するならパソコンでいくらでもできます。 デジタルで記録されますのでCDから録音すればCD品質のま録音できます。 曲の頭出しも簡単です、巻き戻しも要りません。 大きくて、重くて、不便で、音質も劣化するオープンデッキなんか普通要らないと考えますよね。 私も少し前までそうでした。 いつだか近くのハードオフにTEACのオープンリールデッキが置いてありました。 ジャンク品だったので5千円位だったと思います。 しばらくするとなくなっていました。 誰かが買っていったのでしょう。 若い頃を思い出しました。 中学生のころは真空管アンプを利用してテープレコーダーを自作していました。 高校生のころはトランジスタアンプを利用してやはりテープレコーダーを自作していました。 お金がなかったのでこつこつと自分で作っていたんですね。 20歳前後に知合いの家でTEACのAシリーズ(A-3300クラスだと思います)のオープンデッキを見せてもらいました。 欲しかったですが高くて手が出ませんでした。 あれから40年過ぎました。 手ごろな値段でヤフオクに出品されていたので買ってしまいました。 スイッチを軽く押すとガチャと音がしてテープが回り出します。 音を録音して、再生するためだけにこの大げさなメカが存在する事がなんとも興味深いです。 録音するのに昔はこういう方法しかなかったのですね。 電気がなかった時代にぜんまい式の蓄音機がありました。 今となっては骨董品としての価値が強いですがそれと似た部分を感じます。 この2台のデッキ、今でもちゃんと回っていい音を出してくれます。 ボタンを操作して録音したり再生したり、テープを交換したりその一連の操作は良い気分転換になります。 メカですからある程度メンテナンスも必要でしょう。 当分デッキいじりが続きそうです。 |
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THR5というアンプは録音にも使えます。 準備 1.USBケーブルでパソコンと接続する 2.ヘッドフォン出力をテープデッキのLINE入力に接続する 3.パソコンの音声出力をTHR5に切り替える このようにするとTHR5は高性能USBオーディオインターフェースとして働きます。 パソコンでCDの音楽を再生してそれをテープに録音することができます。 パソコン内臓のオーディオインターフェースを使うより良い音質になると思います。 |