旋盤自作

木工旋盤


2018年11月27日


木工用の旋盤を作る事にしました。

まずベース部分を作ってモーターを取り付けました。

構造をシンプルにするためモーターはダイレクトドライブとしました。

こうする事で主軸とそのベアリングを省略できます。

モーターのベアリングに荷重がかかりますがそんなに頻繁には使わないので大丈夫と思います。
芯押し台を作りました。

芯押し台本体は強度を持たせるため厚さ12mmの合板を2枚重ねました。

芯押しシャフトはM12X220mmのボルトです。

先端をとがらせる必要がありますがどういう方法でできるか考え中です。

芯押し台にはM12のボルトを通すための2つの穴が開いています。

右の穴はバカ穴です。

左の穴はM12タップ穴です。

左側からナットで絞める事でボルトを固定します。
芯押し台本体のベースへの固定はM10X120mmのボルトを使いました。(底板の中央のボルト)

ボルトを緩めれば左右にスライドでき任意な場所で固定できます。
チャックは3Dプリンターで作りました。

強度を持たせるため充填率は90%です。
材料に食い込ませるためネジの先端をとがらせました。
モーターの軸に取り付けました。
バランスを考えて2個のネジで固定しました。
刃物台も作りました。
完成間近です。
削ってみました。
なんとか丸く削れました。

課題

1.200V三相モーターを100V単相で回しているので当然起動時にトルクが発生しない事と切削中のトルクが不足している。→やはりインバーターが必要

2.芯押しシャフトが回転していないので切削中に穴が大きくなって押しが弱くなる。→回転センターにする必要がありそう。

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