パネルソーの製作
ベアリングホルダー
2020年5月19日
パネルソーを作りました。 スライドレールとして単管を利用しました。 リニアベアリングは3Dプリンターで作りました。 |
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内径5mm、外径14mm、厚さ5mmのボールベアリング(605ZZ)を3個使っています。 ベアリングを120度の等間隔で配置して単管を掴む構造です。 遊びを無くすため上部のベアリングは中心方向へ押し付ける事ができるネジを付けました。 |
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印刷途中の様子 3Dプリンターは自作のCoreXY型3Dプリンターです。 とても調子よく一番長く使っています。 (ファンが壊れていて音がうるさいです。) |
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印刷中の動画 | |
印刷が完了しました。 サポート材が残っている状態です。 大きいパーツなので8時間半かかりました。 |
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サポート材を除去しました。 | |
真上にあるM3のネジ孔(2箇所)は角孔まで貫通していますがその先は孔が空いていません。 3.2mmのドリルでφ5.4の孔(長孔)まで貫通させてください。 |
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上部ベアリング付近です。 M3ナット用の角孔とM5ネジ用の長孔の様子です。 M3ナット用の角孔はサポート材が詰まっていて除去は難しいので注意深く作業してください。 |
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M3ナット用の角孔のサポート材を除去します。 角孔の寸法はは5.8X3mmです。 2.5mmのドリルで孔を貫通させてください。 |
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小さな丸やすりや平やすりで広げてください。 M3のナットがちょうど入るよう仕上げてください。 広げ過ぎるとナットが空転しますので広げ過ぎないよう注意してください。 |
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両サイドのベアリング用軸孔には下(底面)からM5のボルトが入ります。 入り口の孔はバカ孔でφ5.4です。 その先はM5のタップ孔でφ4.6(設計寸法)ですが貫通していません。 底面側から4.2mmのドリルで貫通させてください。 貫通させる時、角度に注意してください。 孔がA面と平行になるよう開けてください。 外側に傾いて貫通させるとベアリング軸が外側に広がって単管との遊びが大きくなってしまいます。 |
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M5のタップでネジを切ってください。 底面から届けばいいんですけど普通のタップですと短くて届かないと思います。 届かない場合は貫通させて空いた上の孔からタップを切ってください。 |
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角孔の中にナットを入れてM3のネジをねじ込みました。 このネジは上部ベアリングを単管に押し付けるためのネジです。 角孔の中にナットを入れる事でネジの締め付け力を向上させています。 外側のもう一個のナットは緩み止め用ナットです。 |
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ベアリング与圧ネジは2個取り付けます。 | |
3箇所にベアリングを取り付けました。 |
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上部のベアリング | |
左右のベアリング | |
単管を通しました。 ベアリング押し付けネジを軽く締めて固定します。 |
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単管を差し込んでスライドさせてみました。 いい具合です。 このベアリングホルダーを4個作ればパネルソーができそうです。 幸い単管は何本か余っていますので材料費は多くはかかりません。 |
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4個のベアリングホルダーが完成しました。 | |
ベアリングホルダーの取付部の寸法です。 孔の径はφ5.2です。合計6箇所開いています。外側の4個で固定してください。 ベアリングの軸等に使用するネジと必要数は下記の通りです。 M5X35+M5の6角ナット・・・4セット(上部ベアリング用) M5X30・・・8本(サイドベアリング用) ナット不要 M3X20・・・8本(上部ベアリング押し付け用)+M3用ナット16個必要 使用するベアリングは605ZZです。 1個のベアリングホルダに3個のベアリングを取り付けます。 必要数は12個です。 このベアリングサポートをヤフオクに出品しています。 パネルソーを自作したい方はぜひご利用ください。 |
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ベアリングホルダー改良版(2023年8月1日リリース) | |
サポート材を無しにしました。 穴の追加工を不要にしました。 ベアリングを取り付ければ直ぐに完成します。 |